乗っている?乗せられている?35GT-Rと第二世代のGT-Rの違い



先日、2車線の一般道を走行していると右後方より甲高いレーシーなエキゾーストサウンドが接近してくることに気づきました。

ミラーで確認するとR33GT-R!!!久しぶりに第二世代のGT-Rと遭遇、美しく輝く艶のあるホワイトのボディに黒のホイール。思わず見とれてしましました。

年数はかなり経っているはずだと思いますがあんなにきれいなのはやはりオールぺイントするのでしょうかね?

それとも元の塗装を美しく維持し続ける秘策があるのか?オーナーさんにお話を伺ってみたいところです。



塗装のことはさておき、以前R32とR35の両方を所有していたオーナーさんと話す機会がありまして。

その方はサーキットなどにも行かれているいわばベテランの方だったのですがその方と会話の中で印象的なフレーズがあったことをいまでもはっきり覚えています。

それはR35は完成度が高く速けど、どうも操作している感じがしっくりこないとおっしゃっていました。言葉にするとなんか「乗せられてる」というような感じ。対するR32は自分で操作することがダイレクトにマシンに伝わる言わば「乗っている感じ」がするということでした。



これは単にマニュアルとパドルシフトの違いだけでないと素人ながらに思います。

僕は第二世代のGT-Rを運転したことはありませんので憶測にすぎませんが35は僕のようなドライバーでも快適に走ることができますので車側のサポートが手厚いと言えるかと。

第二世代のGT-Rはその年代の技術から察するとドライバーのスキルがものをいうマシンだったのではないかと思います。

乗り手を選ぶ速さに特化したハイパワーマシン。それこそが多くの人を魅了したのではないかと推測します。

ただもしそれが本当だとしたら僕は選ばれなかったことでしょう笑

用途にもよるとは思いますが技術の進歩のおかげ35GT-Rの楽しさを安定という安心感をもって感じることができているのは事実です。