先日、自宅から50分程の場所の高速道路を夜間に走る機会がありました。そこは元々交通量は多くないせいか外灯もなく反射板のみがあるような道路になります。
その日は交通量が極端に少なく暫くの間、後にも先にも当方の35GT-Rのみ。昼間だったら貸し切りで気分が良かったと思いますが静寂と闇につつまれたこの空間を高速道路のスピードレンジで走ることに若干恐怖を覚えました。
なぜなら自然も豊かな所で野生動物注意の看板があったことをふと思い出したからです。
発見が遅れて衝突すれば大なり小なり車体にダメージは受けますし引いてしまった動物への罪悪感を覚え精神的にもよくありません。
ですので早めにハイビームを点灯。これまで高速でのハイビームの使用はあまり記憶にありません。
またスピードもいつも控えめですがさらに落として警戒。
教習所時代から免許更新の度に呪文のように「雨天と夜間は気をつけろ」と講習にてすり込まれてきましたがそれがこの恐怖感を芽生えさせたのかもしれません。
恐怖心が芽生えることは安全を維持する上で悪いことではなく超一流の暗殺者を描いたコミック「ゴルゴ13」の中でゴルゴは「自分はラビットのように臆病だ」と言っていました。
▲ゴルゴ13の仕事術―究極のビジネスマン (祥伝社黄金文庫)
素人なので怖がりなくらいで丁度良いのかもしれません。