35GT-Rは完成された車なのか…!?
以前もご紹介いたしましたが32GT-R 34GT-R 35GT-Rを乗り継いできたオーナーさんとの話の中でが35GT-Rは完成度が高いとおっしゃっていたことが印象に残っています。
また完成度が高すぎて
「乗せられている…感じがする」
ともおっしゃっていました。
第二世代のGT-Rまでは自分で操作している感じがあったとのことでしたがこれに対して35は完成度が高く人間側の負担が少ない故、操作感があまりないと自分は解釈しました。
技術の進歩により誰もが走りを楽しめる車という意味では完成されたということになるかと思いますがそういった意味での完成されてないGT-Rで走りを楽しんでこられた方には物足りないのかもしれません。
自分はこれまで乗ってきた車もこのGT-Rで3台目。
しかもそれまでは普通の乗用車でこの手の車の経験がほとんどありません。
高級車と呼ばれるような車を運転した経験もほとんどありませんが何年か前にBMWの2シリーズのグランツアラーという車を運転させてもらったことがあります。
この車はBMWの中でも形状的にファミリー向けだと思うんですが運転してみてその走りに驚いた記憶があります。
直列3気筒DOHCガソリンエンジンで1,498ccというスペックにも関わらずその力強い走りに
なるほど
だから街中でBMWを沢山見かける訳だと納得させられました。
35もBMWも誰しもが上質な走りを楽しめるという意味合いでは完成された車と言えると思います。
ただ未完成だからこそ愛おしく長年のカーライフを共にしていくという価値観も大いに共感できますし憧れるスタイルでもあります。
素人の自分にとったら故障もなく安全にパワフルな走りを楽しめるこの35GT-Rは最高で世界屈指の名車だと思ってますが、
新しい古いやスペック等関係なく、それぞれの価値観、楽しみ方、カーライフスタイルによって各々にとっての世界屈指の名車は異なるべきだと思っております。